活動報告

長池まちづくり協議会の活動

長池まちづくり協議会は、京都府城陽市

JR奈良線長池駅周辺地区を中心に活動を行っています。

 

おこしやして長池へ

「お越しやして長池へ」は、長池まちづくり協議会が菜の花会(長池婦人の会)と共催で、3月と6月の年2回実施している地域活性化イベントです。JR長池駅南側広場から長池公会堂にかけての旧奈良街道沿いの広場や民家にお店が出ます。地域のグルメや食材、手作り小物や花苗など様々な商品が並びます。駅前広場や長池公会堂、公会堂裏のちびっ子広場では、地域の保育園、小中学校、団体の演奏会やフラダンスが催され、多くの来客で賑わいます。(令和2年の3月と6月の開催は、コロナウイルス感染防止の観点から中止となりました。)

 

地蔵盆活性化事業

長池地区には、毎年8月23日に町内の十数カ所でお地蔵さまが祀られます。夕暮れになると飾られているたくさんの提灯に明かりが灯り、子ども達は、お地蔵さまを巡って、願い事が叶うように手を合わせます。長池まちづくり協議会は伝統の火を守り続けるために、長池地区の奈良街道を歩行者道路にしたり、お地蔵さま巡りのスタンプラリーを実施したり、子供会主催の「子供みこし」やお楽しみ会を支援したりしています。



地域イベントへの参加

長池の北東にある京都府立木津川運動公園(城陽五里五里の丘)では、「城陽緑化フェスティバル」や「熱気球フェスタ」などの地域の諸団体が参加するイベントが開催されます。長池まちづくり協議会は、長池の文化や産業を多くの人たちに知ってもらうためにブースを出店しています。地域でとれた野菜や焼き芋、地域の名店の和洋菓子、などのグルメを販売し、参加者に好評です。緑化フェスティバルでは、オリジナルの物語「島 利兵衛の物語」や「長池宿の大蛇退治」をデジタル紙芝居として演じています。



菜の花サロン

長池まちづくり協議会は菜の花会(長池婦人の会)と共催で、長池公会堂で『菜の花サロン』を開催しています。
わかい子育て中のお母さんから経験豊富な世代の方まで。がんばっている女性を応援しよう!と。 ○来てくれた人に参加して楽しんでもらえる場 ○季節感のある運営や場所づくりによって、心和やかに集まれる場 をコンセプトに活動を続けています。毎月、第3木曜日10時30分から15時まで、午前の部は、ヨガで体を使ってストレス発散。菜の花会員が作ったおいしい昼食を挟んで、午後の部は、カルチャーセンター顔負けの手作り教室。締めは、出来上がった作品を鑑賞しながら、地域の名物お菓子でおやつタイム。毎回、およそ20名の方が集まる盛況ぶりです。
(令和2年度は、コロナウイルス感染防止の観点から、回数、規模を縮小して実施しています。)

 

 

長池学

 

長池まちづくり協議会は、京都府城陽市長池地区に関連のある歴史、地理、文化、自然科学について、各科目、領域を横断的に研究する活動を長池学と名付け、実践しています。 長池学を研究することにより城陽市の知見が深まり、その知見を啓発することにより郷土を愛し発展に寄与する人材が育つことを期待しています。これまでに、『長池の大蛇伝説と太刀』『島 利兵衛とサツマイモ栽培』『東部丘陵の地形と地質』『山城製糸会社』『長池地区の歴史的変遷』『長池地区の川』『長池の稲荷信仰』『長池を通った有名人』『長池の名所旧跡』等、様々なテーマで研究を深めています。




地域主導型公共事業

長池まちづくり協議会は、『長池駅の南北をつなぎ、地区内を回遊できる新たな歩行者動線、賑わいの創出』をテーマに、城陽市と共に、京都府地域主導型公共事業に提案を行いました。この提案は京都府に採択され、府、市、地域が協調し、ハード、ソフト両面から地域の活性化を図る事業が始まりました。