大蛇伝説と太刀

 長池には、大蛇退治の伝説があります。その起源は、石上神宮(布留大明神)の縁記に記載されている白河天皇の行動までさかのぼります。そこには、『白河天皇が石上神宮に長池の大蛇退治を祈願すると、大蛇が死んだ。天皇は、石上神宮を深く崇敬し、種々の霊宝を寄付する。その中に、「小狐太刀」という太刀があった。この太刀は、三条小鍛冶宗近が稲荷神と鍛えて天子に奉じた御剣である。』ということが書かれています。

 

2020年11月04日